【活用ガイド】

JVNDB-2009-002623

CA ARCserve Backup のメッセージエンジンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

CA ARCserve Backup のメッセージエンジンは、ASCORE モジュールを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


CA Technologies
  • CA ARCserve Backup r11.1
  • CA ARCserve Backup r11.5
  • CA ARCserve Backup r12.0

想定される影響

第三者により、無効な 0×13 メッセージ、または RPC マーシャリングエラーを誘発される無効なスタブデータが付与された 0x3B メッセージを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CA Technologies
  • CA SUPPORT ONLINE : 209502
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1761
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1761
  2. Secunia Advisory : SA35473
  3. SecurityFocus : 35396
  4. ISS X-Force Database : 51169
  5. SecurityTracker : 1022405
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1608
更新履歴

  • [2010年12月27日]
      掲載

公表日2009/06/15
登録日2010/12/27
最終更新日2010/12/27