【活用ガイド】

JVNDB-2009-002601

Google Chrome の tooltip manager におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Google Chrome の tooltip manager は、tooltip の表示に関する処理を適切に行わないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-6994 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 0.2.149.29 Build 1798
  • Google Chrome 0.2.149.30 未満

想定される影響

第三者により、長大な title 属性を伴うタグを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-7061
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-7061
  2. SecurityFocus : 30975
  3. ISS X-Force Database : 45039
更新履歴

  • [2010年10月19日]
      掲載