【活用ガイド】

JVNDB-2009-002590

Google Chrome におけるクロスサイトスクリプティングを誘導される脆弱性

概要

Google Chrome は、ページ遷移時にタイムアウトをキャンセルしないため、クロスサイトスクリプティングを誘導される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 1.0.x

想定される影響

攻撃者により、JavaScript コードの実行を誘発する setTimeout をコールされ、任意 Web サイトのコンテキスト内にある JavaScript の実行準備を行う document.location を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1413
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1413
  2. ISS X-Force Database : 50447
更新履歴

  • [2010年10月19日]
      掲載