【活用ガイド】

JVNDB-2009-002578

Google Chrome における任意の https サイトになりすまされる脆弱性

概要

Google Chrome は、プロキシサーバによって返される 4xx または 5xx CONNECT レスポンスページのキャッシュされた証明書を表示してしまうため、要求時に、ブラウザにサイトから有効な証明書を取得され、任意の https サイトを偽装される、あるいは後続の要求に応じて、巧妙に細工された 502 レスポンスページをブラウザに送信される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 1.0.154.53 未満

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された 502 レスポンスページをブラウザに送信され、任意の https サイトになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2071
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2071
  2. SecurityFocus : 35411
更新履歴

  • [2010年10月19日]
      掲載