【活用ガイド】

JVNDB-2009-002572

Opera におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Opera には、例外スタックトレースが有効な際、変数の情報を他のサイトから読むことが可能であるため、Web サイトからのスクリプティングエラーメッセージを変数に配置することにより、重要な情報を取得される、またはクロスサイトスクリプティングを誘導される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 10.10 未満

想定される影響

第三者により、重要な情報を取得される、またはクロスサイトスクリプティングを誘導される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4071
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4071
  2. Secunia Advisory : SA37469
  3. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3297
  4. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 60527
更新履歴

  • [2010年09月27日]
      掲載

公表日2009/11/24
登録日2010/09/27
最終更新日2010/09/27