【活用ガイド】

JVNDB-2009-002567

Opera における証明書チェーンの有効性を回避される脆弱性

概要

Opera には、失効した X.509 の中間証明書をチェックしないため、証明書チェーンの有効性を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 10.0 未満

想定される影響

リモート SSL サーバにより、無効な証明書を介して、証明書チェーンの有効性を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3046
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3046
更新履歴

  • [2010年09月27日]
      掲載
  • [2024年02月29日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新