【活用ガイド】

JVNDB-2009-002556

Opera における任意の https サイトになりすまされる脆弱性

概要

Opera には、プロキシサーバによって返された 4xx または 5xx CONNECT レスポンスページに対するキャッシュされた証明書を表示する際、任意の https サイトになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera

想定される影響

攻撃者は、リクエスト処理の間、ブラウザにサイトから有効な証明書を取得させ、その後、後続要求時において、巧妙に細工された 502 レスポンスページをブラウザに送信することにより、任意の https サイトになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2070
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2070
  2. SecurityFocus : 35411
更新履歴

  • [2010年09月27日]
      掲載