【活用ガイド】

JVNDB-2009-002544

Blue Coat ProxySG の HTTP Host ヘッダにおけるアクセスコントロール回避の脆弱性

概要

Blue Coat ProxySG の transparent interception モードが有効の際、リモートエンドポイントを決定する HTTP Host ヘッダの処理に不備があるため、Flash、Java、および Silverlight のアクセスコントロールを回避される、あるいは制限されたイントラネットのサイトに接続される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ブルーコートシステムズ
  • ProxySG

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web ページを介して、Flash、Java、および Silverlight のアクセスコントロールを回避される、あるいは制限されたイントラネットのサイトに接続される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ブルーコートシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1211
参考情報

  1. JVN : JVNVU#435052
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1211
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#435052
  4. Secunia Advisory : SA34064
  5. SecurityFocus : 33858
  6. SecurityTracker : 1021781
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0582
更新履歴

  • [2010年08月27日]
      掲載