【活用ガイド】

JVNDB-2009-002510

NetworkManager の nm-connection-editor における重要な情報を取得される脆弱性

概要

NetworkManager の nm-connection-editor には、接続エディタの GUI の動作に応じて D-Bus 経由で接続オブジェクトをエクスポートするため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • NetworkManager 0.7.x
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux EUS 5.4.z (server) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにより、D-Bus のシグナルを読み取ることによって、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNOME Project ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4145
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4145
  2. Secunia Advisory : SA37819
  3. SecurityFocus : 37580
  4. ISS X-Force Database : 54898
更新履歴

  • [2010年03月08日]
      掲載

公表日2009/12/23
登録日2010/03/08
最終更新日2010/03/08