【活用ガイド】

JVNDB-2009-002509

NetworkManager における重要な情報を取得される脆弱性

概要

NetworkManager には、WPA Enterprise または 802.1x ネットワーク用に設定された CA 証明書ファイルの取り扱いに不備があるため、重要な情報を取得される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • NetworkManager 0.7.2
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux EUS 5.4.z (server) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

ワイヤレスネットワークの識別を偽ることにより、重要な情報を取得される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNOME Project ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4144
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4144
  2. SecurityFocus : 37580
更新履歴

  • [2010年03月08日]
      掲載