【活用ガイド】

JVNDB-2009-002504

MySQL で使用される yaSSL における複数のスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

MySQL で使用される yaSSL には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 5.0.90 未満
  • MySQL 5.1.43 未満
  • MySQL 5.5.x から 5.5.0-m2
ターボリナックス
  • Turbolinux Appliance Server 3.0  
  • Turbolinux Appliance Server 3.0 (x64) 
  • Turbolinux Client 2008 
  • Turbolinux Server 11  
  • Turbolinux Server 11 (x64) 

想定される影響

巧妙に細工された name フィールドを含む X.509 クライアント証明書を送信、または SSL 通信の確立により、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MySQL AB ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4484
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4484
  2. Secunia Advisory : SA36575
  3. Secunia Advisory : 38364
  4. SecurityFocus : 36242
  5. SecurityFocus : 37640
  6. SecurityTracker : 1023402
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0236
更新履歴

  • [2010年02月24日]
      掲載
    [2010年03月15日]
      ベンダ情報:MySQL AB (Changes in MySQL 5.5.2) を追加
    [2010年08月03日]
      影響を受けるシステム:ターボリナックス (TLSA-2010-24) の情報を追加
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2010-24) を追加