【活用ガイド】

JVNDB-2009-002495

Adobe Acrobat における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Acrobat には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Acrobat 9.1.3 およびそれ以前
  • Adobe Acrobat 8.1.6 およびそれ以前
  • Adobe Acrobat 7.1.3 およびそれ以前
サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 270669
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-286B
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3460
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-286B
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-24
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3460
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0021
  5. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Reader および Adobe Acrobat のセキュリティ修正プログラムについて
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-286B
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-286B
  8. IPA 緊急対策情報 : 20091014-adobe
  9. Secunia Advisory : SA36983
  10. SecurityTracker : 1023007
  11. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2898
更新履歴

  • [2010年02月09日]
      掲載