【活用ガイド】

JVNDB-2009-002489

Cisco ASA のデフォルト設定におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (Cisco ASA) のデフォルト設定には、ポータルのトラフィックが任意のバックエンドのサーバにアクセス可能なため、意図されたアクセス制限を回避される、およびアクセス権限のない Web サイトへアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance 7.0
  • Cisco Adaptive Security Appliance 7.1
  • Cisco Adaptive Security Appliance 7.2
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.0
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.1
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ROT13 および特定のエンコーディングで難読化された巧妙に細工された URL を介して、意図されたアクセス制限を回避される、およびアクセス権限のない Web サイトへアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Cisco Systems Inc : 19609
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4455
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4455
  2. Secunia Advisory : SA37710
  3. SecurityTracker : 1023368
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3577
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 61132
更新履歴

  • [2010年02月04日]
      掲載