【活用ガイド】

JVNDB-2009-002464

Mozilla Firefox/SeaMonkey の GeckoActiveXObject 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Mozilla Firefox/SeaMonkey の GeckoActiveXObject 関数には、参照された COM オブジェクトがレジスストリに存在するかどうかに依存して異なる例外メッセージを生成するため、インストールされたソフトウェアについての潜在的に重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 3.0.16 未満
  • Mozilla Firefox 3.5.6 未満
  • Mozilla SeaMonkey 2.0.1 未満

想定される影響

リモートの攻撃者により、異なる COM オブジェクトの ProgID の値を指定する複数のコールを実行することによってインストールされたソフトウェアについての潜在的に重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA 2009-71
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA 2009-71
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3987
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3987
  2. Secunia Advisory : SA37699
  3. SecurityFocus : 37360
  4. ISS X-Force Database : 54798
  5. SecurityTracker : 1023346
  6. SecurityTracker : 1023347
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3547
更新履歴

  • [2010年01月29日]
      掲載