【活用ガイド】

JVNDB-2009-002430

Microsoft Windows のインターネット認証サービスにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Windows のインターネット認証サービスには、MS-CHAP v2 を使用する PEAP 認証リクエストが適切に検証されないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2008 (x86) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 

想定される影響

リモートの攻撃者により、不正なリクエストの巧妙に細工された構造体を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-071
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-071
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-071e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-342A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2505
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-342A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-27
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2505
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0025
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS09-069,070,071,072,073,074)
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-342A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-342A
  8. Secunia Advisory : SA37579
  9. SecurityFocus : 37197
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3436
更新履歴

  • [2010年01月22日]
      掲載