【活用ガイド】

JVNDB-2009-002428

acpid のレッドハットパッチにおける権限を取得される脆弱性

概要

acpid のレッドハットパッチには、不十分な引数を持つオープン関数を呼ぶ処理に不備があるため、重要な情報を取得される、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


acpid
  • acpid 1.0.4
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux EUS 5.4.z (server) 

想定される影響

権限のあるローカルユーザに /var/log/acpid の弱いパーミッションを利用され、重要な情報を取得される、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

acpid ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4033
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4033
  2. SecurityFocus : 37249
  3. ISS X-Force Database : 54677
  4. SecurityTracker : 1023284
更新履歴

  • [2010年01月21日]
      掲載