【活用ガイド】

JVNDB-2009-002405

PHP の proc_open 関数における任意の環境でプログラムを実行される脆弱性

概要

PHP の proc_open 関数には、safe_mode_allowed_env_vars、および safe_mode_protected_env_vars directives が実行されないため、任意の環境でプログラムを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.2.12 未満
  • PHP 5.3.1 未満
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX Apache-based Web Server v.2.2.15.03 未満
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.23 
  • HP-UX 11.31 

想定される影響

任意の環境でプログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4018
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4018
  2. SecurityFocus : 37138
更新履歴

  • [2010年01月13日]
      掲載
    [2010年07月07日]
      影響を受けるシステム:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02543) の情報を追加
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02543) を追加
    [2010年12月15日]
      影響を受けるシステム:ヒューレット・パッカード (HPUXWSATW313) の情報を追加
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPUXWSATW313) を追加