【活用ガイド】

JVNDB-2009-002401

XEmacs の glyphs-eimage.c における整数オーバーフローの脆弱性

概要

XEmacs の glyphs-eimage.c には、Windows 上で稼働している場合に tiff_instantiate 関数、png_instantiate 関数、jpeg_instantiate 関数の処理に不備があるため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


XEmacs
  • XEmacs 21.4.22 未満
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 

想定される影響

第三者による巧妙に細工された TIFF ファイル、PNG ファイル、JPEG ファイルにより、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

XEmacs ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 1821
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2688
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2688
  2. Secunia Advisory : SA35348
  3. SecurityFocus : 35473
  4. ISS X-Force Database : 51332
  5. ISS X-Force Database : 51333
  6. ISS X-Force Database : 51334
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1666
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 55298
更新履歴

  • [2010年01月12日]
      掲載