【活用ガイド】

JVNDB-2009-002395

Apple Safari の WebKit における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple Safari の WebKit には、ディレクトリ表示の処理に不備があるため、任意のコードを実行される、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 4.0.4 未満
  • iOS 1.0 から 3.1.2
  • iOS for iPod touch 1.1 から 3.1.2

想定される影響

FTP サーバにより、任意のコードを実行される、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3949
  • Apple Security Updates : HT4013
  • Apple セキュリティアップデート : HT3949
  • Apple セキュリティアップデート : HT4013
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3384
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3384
  2. Secunia Advisory : SA37346
  3. SecurityFocus : 36995
  4. ISS X-Force Database : 54241
  5. SecurityTracker : 1023166
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3217
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 59943
更新履歴

  • [2010年01月07日]
      掲載
    [2010年02月25日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT4013) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT4013) を追加