【活用ガイド】

JVNDB-2009-002357

Adobe Photoshop Elements における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Adobe Photoshop Elements には、安全でない Adobe Active File Monitor サービスをインストールするため、ローカルユーザに stop コマンドでサービスを停止される、 config コマンドで binPath 変数を改ざんされ SYSTEM として任意のコマンドを実行される、または start コマンドでサービスを再起動される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビ
  • Adobe Photoshop Elements 7.0
  • Adobe Photoshop Elements 8.0

想定される影響

ローカルユーザに stop コマンドでサービスを停止される、config コマンドで binPath 変数を改ざんされ SYSTEM として任意のコマンドを実行される、または start コマンドでサービスを再起動される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当て(CWE-732) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3489
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3489
  2. Secunia Advisory : SA36895
  3. SecurityFocus : 36542
  4. SecurityTracker : 1022963
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2798
更新履歴

  • [2009年12月25日]
      掲載
  • [2024年02月28日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新