【活用ガイド】

JVNDB-2009-002325

Apple Mac OS X の Certificate Assistant における X.509 証明書の処理に関する任意の SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Certificate Assistant には、X.509 証明書の Common Name (CN) フィールド内のドメイン名にある '\0' を適切に処理しないため、任意の SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2009-2408 と関連があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.5.8
  • Apple Mac OS X v10.6
  • Apple Mac OS X v10.6.1
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8
  • Apple Mac OS X Server v10.6
  • Apple Mac OS X Server v10.6.1

想定される影響

巧妙に細工された証明書により、中間者攻撃者に任意の SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3937
  • Apple セキュリティアップデート : HT3937
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2825
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2825
  2. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3184
更新履歴

  • [2009年12月15日]
      掲載