【活用ガイド】

JVNDB-2009-002302

複数の VMware 製品におけるページフォールトの例外処理における権限昇格の脆弱性

概要

複数の VMware 製品には、Virtual-8086 モードを使用している場合にページフォールトの例外を適切に処理しないため、権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.5.3 未満
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 2.5.5
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESXi 4.0
  • VMware ESXi 3.5
  • VMware Fusion 2.0.6 未満
  • VMware Player 2.5.3 未満
  • VMware Server 2.0.2 未満
  • VMware Server 1.0.10 未満
  • VMware Workstation 6.5.3 未満

想定される影響

巧妙に細工された cs レジスタの値により、ゲスト OS ユーザにゲスト OS 上での権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2267
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2267
  2. Secunia Advisory : SA37172
  3. SecurityFocus : 36841
  4. SecurityTracker : 1023083
  5. SecurityTracker : 1023082
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-3062
更新履歴

  • [2009年12月09日]
      掲載