【活用ガイド】

JVNDB-2009-002159

Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には、SSLVPN セッション、SSH セッション、または IKE encrypted nonces が有効な場合に、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID：CSCsq24002 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.4 
  • Cisco IOS 12.2 

想定される影響

巧妙に細工された暗号化パケットにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2871
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2871
  2. Secunia Advisory : SA36835
  3. SecurityFocus : 36493
  4. SecurityTracker : 1022930
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2759
更新履歴

  • [2009年10月29日]
      掲載

公表日2009/09/23
登録日2009/10/29
最終更新日2009/10/29