【活用ガイド】

JVNDB-2009-002128

ClamAV の libclamav/untar.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ClamAV の libclamav/untar.c には、TAR ファイルの処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ClamAV
  • ClamAV 0.95 未満
アップル
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8

想定される影響

巧妙に細工された TAR ファイルにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ClamAV アップル
  • Apple Security Updates : HT3865
  • Apple セキュリティアップデート : HT3865
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1270
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1270
  2. Secunia Advisory : SA36701
  3. SecurityFocus : 34357
  4. ISS X-Force Database : 49846
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0934
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 53461
更新履歴

  • [2009年10月22日]
      掲載