【活用ガイド】

JVNDB-2009-002127

ClamAV におけるマルウェアの検出を回避される脆弱性

概要

ClamAV には、RAR アーカイブの処理に不備があるため、マルウェアの検出を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ClamAV
  • ClamAV 0.95 未満
アップル
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8

想定される影響

マルウェアの検出を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ClamAV アップル
  • Apple Security Updates : HT3865
  • Apple セキュリティアップデート : HT3865
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1241
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1241
  2. Secunia Advisory : SA36701
  3. SecurityFocus : 34344
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0934
更新履歴

  • [2009年10月22日]
      掲載