【活用ガイド】

JVNDB-2009-002110

PostgreSQL の core server コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PostgreSQL の core server コンポーネントには、プラグインディレクトリからライブラリを再読み込みすることにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


PostgreSQL.org
  • PostgreSQL 8.4.1 未満
  • PostgreSQL 8.3.8 未満
  • PostgreSQL 8.2.14 未満
サン・マイクロシステムズ
  • OpenSolaris (sparc) 
  • OpenSolaris (x86) 
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 
ターボリナックス
  • Turbolinux Appliance Server 2.0  
  • Turbolinux Appliance Server 3.0  
  • Turbolinux Appliance Server 3.0 (x64) 
  • Turbolinux Client 2008 
  • Turbolinux FUJI
  • Turbolinux Server 10  
  • Turbolinux Server 10 (x64) 
  • Turbolinux Server 11  
  • Turbolinux Server 11 (x64) 

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PostgreSQL.org サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 270408
ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3229
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3229
  2. Secunia Advisory : SA36660
  3. SecurityFocus : 36314
更新履歴

  • [2009年10月20日]
      掲載
    [2009年11月13日]
      影響を受けるシステム:サン・マイクロシステムズ (270408) の情報を追加
      影響を受けるシステム:ターボリナックス (TLSA-2009-29) の情報を追加
      ベンダ情報:サン・マイクロシステムズ (270408) を追加
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2009-29) を追加