【活用ガイド】

JVNDB-2009-002059

IBM WebSphere Application Server の Web Services 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server の Web Services 機能には、パスワードの難読化に不備が存在するため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 6.1.0.25 未満
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.0.5 未満

想定される影響

ローカルユーザにサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2087
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2087
  2. SecurityFocus : 36154
  3. ISS X-Force Database : 52078
更新履歴

  • [2009年10月05日]
      掲載