【活用ガイド】

JVNDB-2009-002037

Apple Safari の WebKit における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Apple Safari の WebKit には、embed 要素の pluginspage 属性の URL スキーマを適切に制限しないため、任意の file: URL を起動され、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 4.0.3 未満
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.7
  • Apple Mac OS X v10.5.8
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.7
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8

想定される影響

巧妙に細工された HTML ドキュメントにより、任意の file: URL を起動され、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3733
  • Apple セキュリティアップデート : HT3733
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2200
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2200
  2. SecurityFocus : 36024
  3. SecurityTracker : 1022720
更新履歴

  • [2009年09月29日]
      掲載