【活用ガイド】

JVNDB-2009-002005

Apple Mac OS におけるファイルディスクリプタの共有に関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple Mac OS には、ローカルソケットを介したファイルディスクリプタの共有を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.5 から v10.5.7
  • Apple Mac OS X Server v10.5 から v10.5.7

想定される影響

ローカルユーザが受信先を指定せずにファイルディスクリプタを含むメッセージをソケットに送信することにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3757
  • Apple セキュリティアップデート : HT3757
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-218A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2194
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-218A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-20
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2194
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-218A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-218A
  6. Secunia Advisory : SA36096
  7. SecurityFocus : 35954
  8. ISS X-Force Database : 52439
  9. SecurityTracker : 1022672
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2172
  11. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 56836
更新履歴

  • [2009年09月15日]
      掲載