【活用ガイド】

JVNDB-2009-001989

Apache Xerces C++ におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache Xerces C++ の validators/DTD/DTDScanner.cpp には、ネストされたカッコおよび不正なバイト値の処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Xerces-C++ 2.7.0
  • Apache Xerces-C++ 2.8.0
日本電気
  • CLUSTERPRO
  • CSVIEW
  • InfoFrame DocumentSkipper
  • WebSAM LogCollector

想定される影響

ネストされたカッコおよび不正なバイト値により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation 日本電気
  • NEC製品セキュリティ情報 : NV09-010
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1885
参考情報

  1. JVN : JVNVU#817433
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1885
  3. CERT Advisory : CERT-FI Advisory on XML libraries
  4. Secunia Advisory : SA36201
  5. SecurityFocus : 35986
  6. ISS X-Force Database : 52321
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2196
更新履歴

  • [2009年09月10日]
      掲載
    [2009年12月28日]
      影響を受けるシステム:日本電気 (NV09-010) の情報を追加
    [2010年05月06日]
      影響を受けるシステム:日本電気 (NV09-010) の情報を更新