【活用ガイド】

JVNDB-2009-001953

Cisco IOS における RFC4893 BGP ルーティングの処理に関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には、RFC4893 BGP ルーティングが使用されている場合に、長大な AS 番号の並びを持つアップデートを送信することにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.4 
  • Cisco IOS XE 2.3 
  • Cisco IOS XE 2.4 

想定される影響

第三者にサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1168
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1168
  2. Secunia Advisory : SA36046
  3. SecurityFocus : 35862
  4. SecurityTracker : 1022619
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2082
更新履歴

  • [2009年09月01日]
      掲載

公表日2009/07/29
登録日2009/09/01
最終更新日2009/09/01