【活用ガイド】

JVNDB-2009-001924

Drupal におけるユーザ名およびパスワードを読まれる脆弱性

概要

Drupal には、ソート可能なテーブルを含むページに対するログインの失敗を正しくサニタイズしないため、リンクから訪れた外部の Web サイトの HTTP referer ヘッダから、または Drupal のページキャッシュを介して、ログインに失敗した際のユーザ名およびパスワードを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Drupal
  • Drupal 6.13 未満
  • Drupal 5.19 未満
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 

想定される影響

外部サイトへアクセスする際の referer ヘッダ、または Drupal のページキャッシュから、ログインに失敗した際のユーザ名およびパスワードを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Drupal サイバートラスト株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2374
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2374
  2. Secunia Advisory : SA35657
  3. SecurityFocus : 35548
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1768
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 55524
更新履歴

  • [2009年08月24日]
      掲載