【活用ガイド】

JVNDB-2009-001920

RHEL の Red Hat dhcpd 起動スクリプトにおける任意のフィルを上書きされる脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の DHCP 用 Red Hat dhcpd 起動スクリプトにある configtest 関数には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 3.0 

想定される影響

一時ファイルへのシンボリックリンク攻撃により、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 1752
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1893
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1893
  2. Secunia Advisory : SA35831
  3. SecurityFocus : 35670
  4. ISS X-Force Database : 51718
  5. SecurityTracker : 1022554
更新履歴

  • [2009年08月24日]
      掲載