【活用ガイド】

JVNDB-2009-001888

Apple Safari の WebKit におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apple Safari の WebKit には、parent および top オブジェクトの処理に関して不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 4.0.2 未満
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.7
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.7
  • iOS 1.0 から 3.0.1
  • iOS for iPod touch 1.1 から 3.0

想定される影響

第三者に任意の Web スクリプトまたは HTML を注入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3666
  • Apple Security Updates : HT3860
  • Apple セキュリティアップデート : HT3666
  • Apple セキュリティアップデート : HT3860
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1724
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1724
  2. Secunia Advisory : SA35758
  3. SecurityFocus : 35441
  4. SecurityTracker : 1022525
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1827
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 55738
更新履歴

  • [2009年08月17日]
      掲載
    [2009年10月02日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT3860) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT3860) を追加