【活用ガイド】

JVNDB-2009-001874

OpenSSL の dtls1_retrieve_buffered_fragment 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSSL の dtls1_retrieve_buffered_fragment 関数には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 
  • IBM AIX 6.1 
OpenSSL Project
  • OpenSSL 0.9.8m 未満
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

第三者による DTLS パケットにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM OpenSSL Project ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1379
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1379
  2. SecurityFocus : 35138
  3. ISS X-Force Database : 50661
  4. SecurityTracker : 1022241
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1377
更新履歴

  • [2009年08月12日]
      掲載
    [2009年09月29日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (openssl-0.9.8e-12AXS3) の情報を追加
      影響を受けるシステム:レッドハット (RHSA-2009:1335) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (openssl-0.9.8e-12AXS3) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2009:1335) を追加
    [2010年03月12日]
      影響を受けるシステム:OpenSSL Project (changelog) の情報を更新
      ベンダ情報:OpenSSL Project (changelog) を追加