【活用ガイド】

JVNDB-2009-001836

Cscope の putstring 関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Cscope の putstring 関数には、ソースコード内の長大な関数名および symbol の処理に不備があるため、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Cscope
  • Cscope 15.6
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.8 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.8 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 3.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

ソースコード内の長大な関数名および symbol により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Cscope レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1577
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1577
  2. ISS X-Force Database : 50366
更新履歴

  • [2009年08月03日]
      掲載

公表日2009/05/07
登録日2009/08/03
最終更新日2009/08/03