【活用ガイド】

JVNDB-2009-001767

複数の Apple 製品における JavaScript プロトタイプの処理に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

複数の Apple 製品の WebKit には、別のドメインから提供された標準の JavaScript プロトタイプに対して不十分なアクセス制御となっているため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 4.0 未満
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.7
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.7
  • iOS 1.0 から 2.2.1
  • iOS for iPod touch 1.1 から 2.2.1

想定される影響

第三者に任意の Web スクリプトまたは HTML を注入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3613
  • Apple Security Updates : HT3639
  • Apple セキュリティアップデート : HT3613
  • Apple セキュリティアップデート : HT3639
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1691
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1691
  2. Secunia Advisory : SA35379
  3. SecurityFocus : 35330
  4. SecurityTracker : 1022344
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1522
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1621
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 54989
更新履歴

  • [2009年07月16日]
      掲載