【活用ガイド】

JVNDB-2009-001745

libxml2 におけるエンティティの処理に関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libxml2 には、エンティティの処理に関して不備があることにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2003-1564 および CVE-2008-3281 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


xmlsoft.org
  • libxml2 2.7.0
  • libxml2 2.7.1
アップル
  • Safari 4.0 未満
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.7
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.7
  • iOS 1.0 から 2.2.1
  • iOS for iPod touch 1.1 から 2.2.1

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3613
  • Apple Security Updates : HT3639
  • Apple セキュリティアップデート : HT3613
  • Apple セキュリティアップデート : HT3639
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4409
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4409
  2. Secunia Advisory : SA32130
  3. SecurityFocus : 31555
  4. ISS X-Force Database : 45633
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1522
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1621
更新履歴

  • [2009年07月13日]
      掲載