【活用ガイド】

JVNDB-2009-001744

Apple Safari の CoreGraphics における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 上で動作する Apple Safari の CoreGraphics には、TrueType フォントのオートヒンティング処理に関して不備があることにより、任意のコードを実行される、あるいはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 4.0 未満

想定される影響

第三者による巧妙に細工されたフォントデータにより、任意のコードを実行される、あるいはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3613
  • Apple セキュリティアップデート : HT3613
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1705
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1705
  2. Secunia Advisory : SA35379
  3. SecurityFocus : 35308
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1522
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 54974
更新履歴

  • [2009年07月13日]
      掲載