【活用ガイド】

JVNDB-2009-001710

RHCS および Dogtag Certificate System の TPS コンポーネントに含まれる verifyProof 関数における意図されたアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Red Hat Certificate System (RHCS) および Dogtag Certificate System の Token Processing System (TPS) コンポーネントに含まれる verifyProof 関数は、トークン登録がハードウェアキーを使用していない場合でさえ、値を返すため、意図されたアクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Dogtag Certificate System 1.0
  • Red Hat Certificate System 7.1 - 7.3

想定される影響

登録権限のあるリモート認証されたユーザにより、ソフトウェアキーを使用して登録を実施され、意図された認証ポリシーを回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5082
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5082
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載