【活用ガイド】

JVNDB-2009-001693

Red Hat Certificate System におけるパスワード情報が漏えいする脆弱性

概要

Red Hat Certificate System は UserDirEnrollment ログ、RA wizard インストーラログおよびその他のデバッグログファイル内に平文パスワードを保存し、これらのファイルに脆弱なパーミッションを使用しているため、パスワード情報が漏えいする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Certificate System 7.2

想定される影響

ローカルユーザにこれらの設定ファイルを閲覧されることで、パスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2368
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2368
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載