【活用ガイド】

JVNDB-2009-001596

Sun Solaris および OpenSolaris の libike におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris および OpenSolaris の libike には、適切にパケットを検証しないことに起因した、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • OpenSolaris (sparc) 
  • OpenSolaris (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

リモートの攻撃者により、IKE パケットを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
本脆弱性は、CVE-2007-2989 とは異なる脆弱性です。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 247406
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0267
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0267
  2. Secunia Advisory : SA33644
  3. SecurityFocus : 33407
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載