【活用ガイド】

JVNDB-2009-001572

IBM WebSphere Process Server (WPS) における情報漏洩の脆弱性

概要

IBM WebSphere Process Server (WPS) には、管理者コンソールからクラスタ設定ファイルをエクスポートしている間、構成データを適切に制限していない為、情報が漏洩する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Process Server 6.1.2 - 6.1.2.3 未満
  • IBM WebSphere Process Server 6.2 - 6.2.1.0 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、クラスタメンバーのアクセス権限を伴う経路を介して、(1) JMSAPI 情報および (2) mail のセッション情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM サポート & ダウンロード : 7015580
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0507
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0507
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載