【活用ガイド】

JVNDB-2009-001561

Cisco IOS の UDP パケットの処理に関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には、UDP パケットの処理に不備が存在するため、以下のいずれかの機能が有効である際に、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
・IP Service Level Agreements (SLA) Responder
・Session Initiation Protocol (SIP)
・H.323 Annex E Call Signaling Transport
・Media Gateway Control Protocol (MGCP)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

第三者による巧妙な UDP パケットにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0631
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0631
  2. Secunia Advisory : SA34438
  3. SecurityFocus : 34245
  4. ISS X-Force Database : 49419
  5. SecurityTracker : 1021904
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0851
更新履歴

  • [2009年07月03日]
      掲載