【活用ガイド】

JVNDB-2009-001557

Cisco IOS の SSLVPN 機能 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性 

概要

Cisco IOS の SSLVPN 機能には、HTTPS パケットの処理に不備があることにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

第三者による巧妙に細工された HTTPS パケットを処理することにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0626
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0626
  2. Secunia Advisory : SA34438
  3. ISS X-Force Database : 49425
  4. SecurityTracker : 1021896
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0851
更新履歴

  • [2009年07月03日]
      掲載