【活用ガイド】

JVNDB-2009-001556

SquirrelMail における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Debian GNU/Linux 上で稼働している SquirrelMail の functions/mime.php における map_yp_alias 関数には、ypmatch プログラムに使用されたユーザ名文字列内のシェルメタキャラクタの処理に不備があるため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2009-1579 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SquirrelMail Project
  • SquirrelMail 1.4.19-1 未満

想定される影響

第三者により、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SquirrelMail Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1381
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1381
  2. Secunia Advisory : SA35073
  3. SecurityFocus : 34916
更新履歴

  • [2009年07月02日]
      掲載