【活用ガイド】

JVNDB-2009-001537

Sun Solaris の Kernel におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris の Kernel には、AT_FDCWD を指定して、fstat が呼び出されることより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

ローカルユーザにサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 257988
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1673
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1673
  2. Secunia Advisory : SA35103
  3. SecurityFocus : 34979
  4. ISS X-Force Database : 50557
  5. SecurityTracker : 1022232
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1315
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 54464
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載