【活用ガイド】

JVNDB-2009-001496

Linux カーネルの drivers/firmware/dell_rbu.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux カーネルの drivers/firmware/dell_rbu.c には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.28.1 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4.7 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.7 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux EUS 5.3.z (server) 

想定される影響

ローカルユーザにより、/sys/devices/platform/dell_rbu/ ディレクトリ内の (1) image_type ファイルまたは (2) packet_size ファイル から 0 バイトのデータを読み込む read システムコールの呼び出しを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
  2. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0322
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0322
  2. Secunia Advisory : SA33656
  3. SecurityFocus : 33428
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載