【活用ガイド】

JVNDB-2009-001489

Cisco IOS の SCP サーバにおける任意のファイルの参照または上書きの脆弱性

概要

Cisco IOS の SCP サーバには、ロールベースの CLI アクセス が有効になっている場合、ファイル転送に対して CLI ビューの設定を強制しないため、任意のファイルを参照または上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2
  • Cisco IOS 12.4

想定される影響

CLI ビューに関連付けられているリモートの認証されたユーザにより、SCP コマンドを介して、任意のファイルを参照または上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Cisco Security Advisory : 109323
  • Cisco Security Advisory : 109732
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0637
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0637
  2. SecurityFocus : 34247
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載