【活用ガイド】

JVNDB-2009-001481

Linux-PAM (別名 pam) の _pam_StrTok 関数における整数符号エラーの脆弱性

概要

Linux-PAM (別名 pam) の _pam_StrTok 関数 (libpam/pam_misc.c) には、設定ファイルが非 ASCII 文字のユーザ名を含んでいる場合に、整数符号エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


kernel.org
  • Linux-PAM 1.0.3 およびそれ以前

想定される影響

リモートの攻撃者により、ログイン試行を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性、およびリモート認証されたユーザにより、ログイン試行を介して、非 ASCII 文字のユーザ名を持つ他のユーザとしてログインされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

kernel.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0887
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0887
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載

公表日2009/03/12
登録日2009/06/30
最終更新日2009/06/30